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活動の紹介

被災地の聞き書き101

復興の足場となる「かけがえのないもの」

「被災地の聞き書き101」は、当NPOと公益財団法人東京財団の協働プロジェクトです。2011年3月11日の東日本大震災に遭われた方々のうち、ご縁あってお会いした101名に震災前の暮らしの様子を中心に、震災後の状況や今後への想いを一対一でお聞きしました。

まちの風景が変わっても、かけ替えのないものがあります。それは、風習、言葉、食べもの、日々の仕事や年中行事など、日常の暮らしと結びついています。
復興にあたって、過去を再現することは難しいかもしれませんし、道路や建物など「かけ替える」ことが必要なもあるでしょう。だからこそ、この「聞き書き」を通して、これまでの暮らしのなかで出会った「かけ替えのない」もの、を改めて感じ取っていただければと思います。身体にあった着物を選ぶように、復興計画や社会の仕組みもその土地の暮らしにあったものをつくることが大切です。

被災からの復興、それとつながるわたしたちの生活の見なおし、その積み重ねの先にある社会の新たなかたちを見出すことに、少しでもつながればと願っています。

被災地の聞き書き101 概要
活動概略

  • 東日本大震災で被災された101名の方に「聞き書き」を実施しました。
  • 聞き手:社会人、学生、公益財団法人東京財団・当NPOスタッフ
実施期間2011年7月~2012年2月(終了しました)
実施地域

  • 岩手県大槌町吉里吉里地区
  • 岩手県陸前高田市田束地区
  • 宮城県南三陸町志津川地区
  • 宮城県石巻市
聞き書き作品の閲覧

関連機関・団体  公益財団法人東京財団
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