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「もりのくに・にっぽん運動」

企業・団体・行政との協働事例

株式会社ファミリーマート ほか
「もりのくに・にっぽん運動」

人と自然のつながりを見つめ直し 新たなライフスタイルを提唱

次世代のために考えながら行動する

29_3当NPOは、公益社団法人国土緑化推進機構とともに「もりのくに・にっぽん運動」を推進しており、市民や行政、企業、NPOなど、多様な主体と連携したさまざまな活動を展開しています。

その活動の主な柱が、
1 森や海・川の名人の選定
2 「聞き書き甲子園」の実施
3 森と人、人と人、世代と世代をつなぐ「地域づくり」活動の推進
4 国内外への普及・啓発活動
です。

株式会社ファミリーマート様には、2005年からファミリーマート全店舗で展開する「夢の架け橋募金」からの寄付や「聞き書き甲子園」への協賛を通じて、「もりのくに・にっぽん運動」に参画いただいています。

CSR部マネジャーの粥川昭浩氏は、
「未来のより良い環境のためには、現代に生きる我々が自然と共に生き、次世代のために考え行動しなくてはなりません。とりわけ『聞き書き甲子園』は、最も多感な世代の高校生たちが、人生を極めた森や海、川の名人から考え方や生き方を『聞き書き』することで、高校生たちの人生を決めるきっかけや豊かな感性の育成につながる、素晴らしい活動だと実感しました」と語ります。

新たなコミュニティデザインが必要とされる時代

29_4 2011年3月、東日本大震災が発生すると同時に、株式会社ファミリーマート様はいちはやく被災地支援を開始、復興に関わる支援を継続していきたいと「もりのくに・にっぽん運動」事務局に相談がありました。

当NPOは、早速、岩手県大津町吉里吉里地区とつなぎ、2012年9月に「被災地ボランティア・ツアー」を協働で実施。110名の参加者と地域のみなさんとで協力し、間伐材を活用した掲示版の設置や「復興朝市」の開催などの支援活動を行いました。

参加者からは「直接お話を聞いて、たくさんのことを学ばせていただきました」「助け合いながら悲しみを乗り越えようとしている吉里吉里のみなさんのファンになりました」といった感想が寄せられています。

「支援者」と「被災者
を分けて考えがちですが、このツアーには、“共に同じ人間として生きていこう”という強いメッセージが込められていました。

震災以後、日本人の価値観、特に若者たちの価値観は大きく変わろうとしています。そして、地域や世代を超えた人とのつながりや絆(=新たなコミュニティデザイン)が、今まさに求められている時代です。

「もりのくに・にっぽん運動」では、そんな時代の変化も的確に捉えながら、新しい価値観やライフスタイルを創造し、それぞれの思いや知恵、ノウハウを持ち寄って行動するプラットフォームでありたいと願っています。
ぜひ、多くの企業や団体の皆さまのご参画、ご賛同をお願いいたします。
 
もりのくににっぽん応援団