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活動事例

[Voice.03]「共存の森づくり」地区メンバー
「共存の森づくり」参加者の声
都会の暮らしでは気づかない
「大切なもの」を学ぶ
井本 大貴
井本 大貴 (いもと だいき)
Profile
「共存の森・関東」リーダー、早稲田大学社会科学部2 年生

「名人」との出会いがすべての始まり

高校2 年生の時に「聞き書き甲子園」に参加し、
北海道江差町に住む「太鼓作り」の名人に取材したことが、すべての始まりでした。
その経験がとても楽しく「このまま終わらせたくない」という気持ちで、
高校2 年生の秋から、共存の森・関東の活動に参加するようになりました。

初めての活動は、わたしたちの活動フィールドの1つである
「鶴舞創造の森」(千葉県市原市)での草刈りでした。
重労働でしたが、休憩中でも刈っていたいと思えるほど爽快な体験で、
また参加したいと思うようになりました。

都会にはないもので溢れる山小川地区

「鶴舞創造の森」での活動とあわせて、今、自分たちは
近隣の山小川地区にお世話になっています。
山小川地区では、各家庭で自家用の野菜を育て、季節に合わせた仕事をしています。
日が沈めば家に帰り、家灯りがポツリポツリと灯る。
そして、晴れている夜は満天の星空……。
ここは、まさに”自然の流れに合わせた生活リズム”で暮らしが刻まれています。

地域を歩けば、昔から大事にされている暮らしの知恵が詰まっているものがたくさん見つかります。
地域の方のお話を聞けば聞くほど、都会に暮らしていては気づかない「大切なもの」を教わります。
山小川地区には、都会にはないものであふれているからです。

例えば、地区内では物々交換がふつうに行われています。
唐辛子ができたらご近所におすそ分けをし、
もらった方は採れたてのネギをお返しで渡す。
お金では買うことができない、さりげない思いやりや助け合いがそこにはあります。

また、地域の人が生み出す「にぎわい」も都会の暮らしには無いものです。
活動の中では交流会と称して、地区の方とお話しさせていただくことがありますが、
毎回大いに盛り上がります。いつもいつでも地区の方の温かさに自分の心は包まれます。

人と自然に囲まれて活動をするなかで、「暮らし」というものがどういうものか、
考える機会になりました。今後も、地域の持つ温かさを感じながら、将来の自分たちの
暮らしに役立つような「大切なもの」を1つでも多く見つけていきたいと思います。

(記:2013年3月)