なりわい創造塾とは

塾長からのメッセージ

 なりわい創造塾ではかつての日本人の「生業」を見つめる事から始めたいと考えています。
 かつて、といってもほんの数十年前まで日本人の暮らしは「身近な自然」と「コミュニティ」に支えられていました。1960年代の高度経済成長とともに日本人の「なりわい」のカタチは大きく変わりました。農山村から都市に人が流れ、海外の食料や石油資源に頼り「お金」が絶対の価値を持つ社会になりました。

 今こそ、「なりわい」を見つめなおし、創造する時

 経済成長の陰で地球環境問題や経済格差は深刻化してきました。そして震災をきっかけに私たちの暮らしは海外の地下資源に頼り、暮らしを賄うことができていないことを痛感させられました。私たちは未来のためにこれからの経済・社会の構造を考え、行動する、その分岐点に立っています。
 この塾では私たちの足下にある、遥か昔から紡いできた生き方、多様な価値観の中から未来の社会やライフスタイルを創造していきます。新しい「なりわい」のカタチをみなさまと一緒に創造していきたいと思います。
                                            塾長 澁澤寿一

こんなニーズに「なりわい創造塾」は応えます!

  • 食べるものとエネルギーは自分で賄いたい
  • 助け合う地域コミュニティを実現したい
  • 自然に根ざした仕事を作りたい
  • 半農半Xな暮らしがしたい
1期生の感想・メッセージ

深川薫さん  「会社の仕事が本当に自然な働き方なのか」、という悩みを抱えて参加したなりわい創造塾でしたが、その悩みの元が少しでも分かったことが大きな収穫の一つでした。また私と同じように自分はどのように生きたいのか、真剣に悩み迷っている人たちと意識を共有し、農やなりわい・地域についての話を聞くことはとても刺激的でした。第2期はさらに現場に密着するらしいので、農となりわいがどういうものか自分の体を通して分かるのではないかと期待しています。
深川薫さん(会社員 30代)

飯田雅子さん  経験豊富な講師やスタッフの方々、仲間との出会いが、何にも代え難い財産となりました。迷いや悩みを相談すると、本当に親身になって答えてくださいます。 ただ「なりわい」は他人から教えてもらうのではなく、自分でつくるもの。考えるだけではなく、自ら動き出すことが何より早道と感じました。
 第2期は小川町という素敵なフィールドで体験も多く、より深い経験ができるはず!
飯田雅子さん
(農家さんお手伝いツアー「週末農風」主宰/
 マクロビオティック教室準備中)

渋沢寿一