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活動の紹介

学校の森・子どもサミット

森林環境教育の輪を広げるために

皆さんは、「学校林」や「遊々の森」といった言葉を聞いたことがありますか?

「学校林」とは、小学校・中学校・高等学校等において、学校の基本財産形成や児童・生徒への環境に関する教育、体験活動を目的に、学校が保有している森林をいいます。 全国には、学校林などのフィールドを利用して、子どもたちの森林環境教育を積極的に推進している小学校がたくさんあります。理科や、総合的な学習の時間だけでなく、例えば国語の時間に森の中で詩を朗読したり、算数の時間にみんなで森の中を歩いて、歩幅の平均値から森の大きさを測ったり…。決して特別な場所ではなく、身近な場所として森林を利用し、子どもたちの「生きる力」を育んでいる小学校がたくさんあるのです。 その一方で、森林環境教育には様々な課題もあります。まず都心の学校は近くに森がない、遠い、といった問題。また、子どもたちの安全面が心配だったり、森林を保持・保全のためには資金もかかります。でも、近くに森がなくては森林環境教育はできないでしょうか?小学校で使う森林は、学校や先生たちだけで保全を行うべきでしょうか? 「学校の森・子どもサミット」は、そういった様々な課題を解決するための事業です。前身事業である「学校林・遊々の森 全国子どもサミット」から「学校の森・子どもサミット」と名称を変え、省庁、教育・環境関連団体、企業等、より多くの視点から環境教育の課題について考え、環境教育の輪を広げる事業になればと願っています。

※学校の森・子どもサミット実行委員会は、東京都、東京都教育委員会、林野庁、(公社)国土緑化推進機構、(公財)オイスカ、(公財)ニッセイ緑の財団、(一財)日本森林林業振興会東京支部、(一社)全国森林レクリエーション協会東京支部、(特非)地球緑化センター、(認特)共存の森ネットワーク、で構成されています。

学校の森・子どもサミット 概要
カリキュラム概要 <おもなスケジュール> 2月中旬: 森林体験活動の発表校 募集開始 3月中旬: 発表校 決定 6月上旬: 一般参加者 募集開始 8月上旬: サミット開催
活動開始年 2014年から毎年度実施

学校の森・子どもサミット