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活動の紹介

SATOYAMAイニシアティブ

自然と共生する社会の実現をめざす

「SATOYAMAイニシアティブ」とは、「失われつつある二次的自然環境を改めて見直し、持続可能な形で保全・利用していくためにはどうすべきかを考え、行動しようという取り組み」です(SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ<IPSI>ウェブサイトより抜粋)。

先人たちの知恵や地域固有の文化を尊重し、「人」「自然」「科学」が融合した自然共生社会の構築をめざす、といった点は、当NPOのミッションや活動と非常に近しいものです。

そこでわたしたちは、50 以上の国・地方政府機関、NGO、先住民・コミュニティ団体、企業、学術研究機関、国連機関など、様々な団体が加入する「SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)」のメンバーの一員となり、活動しています。

それぞれの地域の伝統や文化をみつめ直し、里地里山など、二次的環境を持続的に管理・利用する知恵を掘り起こすために、IPSI事務局・国連大学高等研究所・環境省と協働で「聞き書き」の手法を解説したテキスト「聞くこと・記録すること-『聞き書き』の手法」を制作しました。

今後、アジア各地をはじめ国内外に活動を広げていきたいと考えています。

»SATOYAMAイニシアティブ活動事例
»「聞くこと・記録すること-『聞き書き』という手法」
日本語版・英語版テキストのダウンロードはこちら(ユネスコスクール教材ルーム)

SATOYAMAイニシアティブ 概要
活動略歴
2011年7月
「SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)」に加入
2012年3月
「聞くこと・記録すること-『聞き書き』という手法」(日本語版)発行(同5月、英語版も発行)
2012年4月~
「トヨタ環境活動助成プログラム」の助成により、インドネシアのボゴール農科大学附属コルニタ高校で「聞き書き」指導者養成研修を実施。秋にはスラウェシ島パル市の4校を対象に「聞き書き」を普及
2012年11月~
世界農業遺産活用実行委員会「能登の里山里海人の知恵の伝承事業」の一環として、能登の4市4町の高校生が「聞き書き」に挑戦。当NPOが活動をサポート
関係機関・団体
  • SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ事務局
  • 国連大学高等研究所
  • 環境省
  • 石川県(IPSIメンバー)等