NPO法人「共存の森ネットワーク」 | 関東地区


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活動事例

関東地区


<地域の概要>

都会から2時間、ここにしかない暮らし~千葉県市原市山小川地区

kanto1共存の森・関東は、東京から車で約2時間、千葉県市原市にある
「鶴舞創造の森」と、その近隣の山小川地区で活動しています。
房総半島のほぼ中央に位置し、東京から車で2時間程度の距離に
ありながら、昔ながらの暮らしが残り、自然の豊かさを感じ
られる地域です。
私たちが最初に活動をはじめたのは、県有林である「鶴舞創造の
森」です。ここは、タマアジサイやフクロウなどの希少種が生息する、
貴重な里山です。かつては炭焼きなども行われていましたが、
時代とともに里山は利用されなくなり、手が入らなくなった森が
広がっています。私たちは定期的にここに通い、里山整備を行って
います。
その近隣にある山小川地区は、人口120人程度の集落で、周囲を
田畑に囲まれた長閑な地域です。人々は昔ながらの自給自足の
暮らしを続けており、炭焼きなどの生業も残っています。私たちは、
同地区の人々から、かつての暮らしや里山利用を学び、共に活動を
行っています。

<地域の課題>

地域を変えつつある開発の動き

kanto2まず始めに、地域の暮らしが大きく変わったのは、
昭和40年代の高度経済成長期です。かつて人々は畑作や
稲作で生計を立てていましたが、近隣地域に働き口が
出来たことで、兼業農家が増えました。また、燃料が
炭や薪からガス・石油などに変わるにつれて、かつては
生活の一部であった里山利用の機会も激減しました。
さらに、2013年4月、圏央道が開通し、市原鶴舞インター
チェンジが開設されたことは、今後の地域の暮らしに
大きな影響を与えると考えています。
今までよりも都心とのアクセスが格段に良くなる一方、
交通量は増加し、人の流れも変わります。さらに開発が
進み、田畑や豊かな自然環境が失われ、地域の人々の
暮らしのあり方や結びつきなども変わっていく可能性が
あるのです。
私たちは同地区の、都会にはない人々の温かさや豊かな
自然に目を向け、地域の魅力を発信しつつ、都市との
交流のあり方や里山の活用、新たなライフスタイルを
提案していきます。

<当NPOの取り組み>

山小川と鶴舞創造の森の宝もの探し

kanto3「鶴舞創造の森」での活動は、2004年に始まりました。
これまでNPO法人樹木・環境ネットワーク協会のグリーン
セイバーの皆さんの協力のもと、間伐や遊歩道の設置など
里山の保全・整備活動を行ってきました。同活動には、
山小川地区の皆さんにも協力いただき、間伐材を利用した
炭焼き体験なども行っています。
また、山小川地区では、2007年から稲作やカヤ刈りなどの
作業体験も行い、地域の暮らしについて学んでいます。
地域を歩きながら調べる「地元学」や、地区の人への
「聞き書き」を通じて、地域の行事や祭礼、田畑や共有地の
こと、暮らしの変遷などを調べ、それを地域の人に発表し、
パンフレットにまとめる活動をしてきました。
活動を通じて、私たちは、自給自足を基本とした昔ながらの
暮らし方や人々の団結力や温かさが、山小川の魅力だと
感じています。これからも、私たちは、山小川の「応援団」で
あるという気持ちを大切にしながら、地域の人々の気持ちに
寄り添い、活動を続けたいと考えています。

●本地区における協力団体・関係者: 千葉県市原市山小川地区/NPO法人樹木・環境ネットワーク協会グリーンセイバー

●関東チームでは、一緒に活動を行う学生を大募集中です。詳しくはこちらをご覧ください »関東チームメンバー募集