NPO法人「共存の森ネットワーク」 | 九州地区


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活動事例

九州地区


<地域の概要>

山と川の恵みに生かされた福岡県八女市矢部村

kyushu1共存の森・九州は、福岡県八女市矢部村で活動して
います。ここは福岡県の南部に位置し、村の中央には
一級河川の矢部川が流れ、四方は見渡すかぎりの山で
囲まれています。村の人々は、八女茶の栽培をはじめ、
農林業に従事しています。
村では、地域の文化や歴史を残すことにも力を入れて
おり、村史の記録をはじめ、村に残る文化的・歴史的な
名所の整備なども行われています。中でも文化的・
歴史的な名所ではその場所の由来などが詳細に
記されています。
さらに、平成3年(1991年)から、樹木や森に関する絵や
作文、詩など、子どもたちの作品を世界じゅうから募る
「世界子ども愛樹祭コンクール」を実施しており、
この事務局であるNPO法人愛樹祭コンクール・コスモ
ネットの活動は、地域のお年寄りが先頭に立って
実施しています。

<地域の課題>

子どもたちの夢とともに、森の大切さを世界に発信

kyushu2矢部村は、福岡県内の自治体の中では、最も人口が
少ない地域で、少子高齢化も進んでいます。さらに、
村の四方を囲う山々は、戦後の拡大造林によって
スギが植林され、放置された山が目立ちます。
矢部村は、その面積のほとんどが山であるため、
このスギの問題は深刻です。遠目に見れば、きれいな
山であっても、近くで見ると、手入れが行き届いて
いないことがわかり、鬱蒼と茂っています。
けれども、地域の人たちは、森を愛し、森を大切に
考えています。「世界子ども愛樹祭コンクール」は、
世界じゅうの子どもたちに呼びかけて実施しています
が、集まった絵や作文、詩などの作品は、廃校になった
木造校舎を整備し、手作りの展示を行っています。
樹を愛し、森をつくる。未来に向けた子どもたちの
メッセージを、地域の皆さんの思いと共に発信して
いるのです。

<当NPOの取り組み>

歩いて、見て、聞いて、”知ること”からはじめる

kyushu3私たちの活動は、2012年11月初旬から始まりました。
参加するメンバーの多くは、初めて矢部村を訪れる
学生が多く、さらに、農山村の暮らしとはかけ離れた
生活をしてきた人がほとんどです。そのため2013年は
まずメンバー全員で、矢部村を知ることからはじめようと
考えています。そのために、四季の祭に足を運んだり、
村で行われている林業や農業を経験したり、村の皆さん
から、山や川で生きるということはどういうことなのか、
話を聞き、学びたいと考えています。
そして、この1年間が終わった時に、自分たちの
矢部村への想いと、矢部村の現状を考えた上で、
次年度以降どのような活動をすべきかをしっかりと
決められるように、成長したいと考えています。

●本地区における協力団体・関係者:
NPO法人世界子ども愛樹祭コンクール・コスモネット/杣のふるさと文化館